玉形弁
構造
お椀のような弁体をシート面に押しつけて流体を止めます。締切性に優れ中間開度でも使用可能で流量を絞ったりする使い方も適します。流路がSカーブ状になっており圧力損失が大きく流量確保のフルボア仕様には適しません。また偏流・乱流によるキャビテーションが起こりやすいという欠点があります。
特徴
- 流体をお盆で上からふたをするように締めるので締切性が良い
- 弁体のリフトが小さく流体がS字に流れるので圧力損失が大きい
- ハンドルの回転に合わせて弁が少しずつ上昇するので流量を調整しやすい(絞りやすい)
- 弁体の形状を円錐形にした玉形弁は調節弁(二ードル弁)として流量をコントロールし温度管理などに機能的に使える
ボディ | FC200/A126B FCD450/A536 65-45-15 |
口径 | 40A~600A |
鋳鉄タグタイル弁にもどる