リフトチェック弁

特徴

お椀のような弁体が上流からの流体の圧力によって押し上げられた時は弁が開き、下流側から逆流した時はお椀がシート面に押しつけられた流体を止めます。流路がS字カーブ状になっており圧力損失が大きい為、流量確保目的の場合はフルボア仕様のスイング逆止弁を使用しますが、配管口径が小さい場合、剛性面ではスイング逆止弁に比して優れるため、小口径配管に多く用いられます。弁体の摺動方向の特性上、水平配管にしか使用出来ません。また偏流・乱流によるキャビテーションが起こりやすいという欠点があります。

ボディ

  WCB, WC6, WC9, LCB

要部

 API Trim No.1 –  13

圧力

 150 – 1500LB

口径

 2 – 14B

寸法

鋳鋼リフトチェック弁イラスト鋳鋼リフトチェック弁150,300,600,900,1500Lb

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